ぜんそくの治療法が進歩しています
昔は、アトピーやぜんそくは今よりもっと少なかったと思います。
自分が小児ぜんぞくで病院にかかっている時、親が待合室で隣り合わせた人と話している中で「ぜんそくですか?そんな病気があるんですね」
といような内容が何度か聞こえてきた記憶があります。田舎だったこともあってか、ぜんそくに罹る人はほとんどいなかったのでしょうね。
ぜんそくの治療法も随分変わっているようです。
今はステロイド吸入剤による予防に重点を置いて発作を起こさせないようにしています。
発作時は大量のステロイドを投与することになるので、そうならないように普段から少量のステロイド吸入剤で気管を拡張しておくというものです。
ステロイド吸入剤は飲み薬や点滴と違って血中に吸収されることはほとんどないので、恐れられているステロイドの副作用の心配もさほどないようです。
しかし予防吸入を行った後は必ずうがいを忘れてはいけません。声がかすれたり、口腔内にカビが生えることがあるからです。